煽りタイトルは好きではないのだが、語感がいいのでこのタイトル。
偉そうにいろいろと書くが、性エネルギー活用秘法について私のオリジナル要素はない。偉大な先人を大いに参考にさせてもらっている。
この投稿を書くにあたって一冊の本を参考にした。
精を温存することの重要性を解説している秀逸な仙道の本なのだが、絶版で手に入らない。
その書籍を参考に
第1回 精について
第2回 気について
第3回 神について
第4回 3つの関係性について
全4回に分けて書くことにする。
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生命の原理・原則に則って行法をはじめるにあたり、大前提として自らの生命力を温存する必要がある。仙道において「三宝」は「精(せい)、気(き)、神(じん)」とされている。
第1回では精を温存する意義について解説する。
精は二つの役割がある
「精」は男性の精液、女性の絶頂の際の放出液である。仙道によると人間がいろいろな活動、運動ができるのは精力のおかげだとされている。天地にもともと「精」がみなぎっており、人間はそれを吸収している。精は大きく分けて下記の2つにまわされる。
①運動を可能にする生活の基本的なエネルギーになる
②もう一方の生殖にまわされた「精」は有形化(物質化)して精液となる
よって過度な運動や放精は慢性的な精力の不足の原因となる。
活性酸素の影響があるから「(有酸素)運動のやりすぎは健康によくない」などと一般的にも指摘されている。ジョギングではなく散歩を勧める声も少なくない。しかし一方で「健康な成人男性は週一の射精がベター(キリッ)」とにまことしやかに言われている。健康という分野で現代の科学的な方法論は、仙道に千年くらい遅れをとっているといえるだろう。
読んで字の如く「精」を放出しないことで、生活に必要なエネルギーを確保・温存することができる。いわゆるオナ禁効果のテンプレで列挙されているメリットのほとんどは「精」を温存することで得られるものである。「オナ禁したら効果あった!」と文字通りに目を輝かせている人はそれだけ浪費が激しかったということだ。平常ラインに戻ったところでようやくスタート地点である。
書籍を読み込んでいると男性における「精」はカウパー(いわゆる我慢汁)から射精までを含むニュアンスがあるように思われる。女性の「精」に関しては「絶頂感の時に放出する液体」となっているので膣内の分泌液のことで、いわゆる”潮吹き”ではない印象を受ける。
「気」については第2回で解説するが、今のところは天地に充満する「精」を日常生活で使い、一部は「精液」をつくるために回されているという理解でいいだろう。
頻繁に享楽的に放精していると消費する一方だと言うことが図からお分かりいただけることと思う。
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