2025年4月24日木曜日

近所のエステにイカずに還精補脳

ここしばらく文字通り内側に引きこもっていたので、文章を書くリハビリテーションを兼ねて、
どうでもいい話を連日、連投。特に中身はないです(元からほとんどないだろ)。


近所にメンズエステができた。
たぶん徒歩5分圏内。測ってないし行ってないからわからんけど。

今まで住んでいたエリアは、探せば駅や表通りの近くにチャイエスやメンズエスが見つかった。
たいていアパートやマンションのワンルームで経営されていて、知る人ぞ知る的な趣があった。

今回の近場のエステは何の脈絡もなく突如として住宅街に現れた。
何かのついでに立ち寄るわけでもなく、駅や幹線道路の近くにあるわけでもない。
そのためかWeb上でプロモーションを行なっており(一応健全店となっている)探してもないのに目に入ってきたわけだ。

5年前、いや1年前なら確実に訪問してレビューしていただろう。
あらゆるサービス業態に食傷気味で、はっきりといえば面倒になってしまった。
マッサージ店は今でも2ヶ月に一度くらい足を運ぶけれど、プロフェッショナルで事務的な指圧やアカスリが純然たる目的になってしまった。

いや、それが本来のエステティックサロンの目的ではあるのだけれど。


たぶんそれはキャバクラ的、スナック的な要素が強くて、
”ちょっとした非日常的な空間で女の子とそれなりに親密なやりとりができてる風”のバーチャルなシミュレーション・ゲームとしての面白さがあったのだと思う。

ぶっちゃけマッサージスキルなんてまったくないことがほとんどで、
歴ウン10年の老舗マッサージ店舗の方がよっぽど疲れがとれる。

そこに何か血の通った親密なやりとりが存在していなければ単に消費されていくだけの形骸化した一コマとして、半自動的に処理されていってしまうだろう。
ちょうど自販機で買い求めて飲み干した飲料の銘柄をいちいち全て覚えていないのと同じように。


そのほかの逢瀬、逢引きについても以下同文。

事実に基づいているとはいえ好き勝手に脚色しまくったストーリーラインをいくつも書いたところ、
ほとんどの実際的な温度や匂い、手触りや眼差しみたいな記憶は色褪せていった。
それが時系列的に比較的直近なのか10年も前のことなのかとは無関係に。

”カテゴライズできないからとりあえずその他”としてまとめておいたデータファイルは、
一定期間が経過するとデフラグされて廃棄されていってしまうらしい。



実際的な問題(?)として健康増進を目的とした房中術的なアプローチとして、
男性から見て「女性が若いほど、健康なほど、多いほどいい」みたいな記述があるが
その点にはかなり懐疑的。

かなりいいSEXを射精なしで終えて、しっかりと交わった気を吸収できた場合と、
プライベートを充実させて、ふつうに健康に気をつけてストレスを少なく、精を温存しながら還精補脳で自己還元した後との感覚ってさほど違わない。

主に近代以前の中国皇帝にまつわる房中術、性エネ活用に関しての書物を最近読んだ。

けっきょくのところ古代の(わりと近代まで続いてる記録はあるらしいが)為政者や権力者が
「若く美しく、たくさんの女性とチョメチョメ(死語)できるんだぜ、すげーだろ」的な
男子特有の新しいおもちゃ買ってもらった的なマウント・ポジショントークだったと思わざるを得ない。


記録によれば、還精補脳などの技術は為政者や皇帝が自力で発見したわけではなく、
タオのマスター、老師のような存在に教えを仰いでいるはずだ。

「女性を質や量に換算して、得られる効果がそれと正比例する」という異常性欲気味の権力者向けトークでうまいこと立ち回っていただけで、
インチキおじさん性エネマスターは陰で「こいつほんと何もわかってねぇな」と嗤っていたような気さえする。

道、タオとは全てに通じていて、それを見ようとさえすればあらゆる場所、タイミングからアクセス可能だ。
当然身分の貴賤や交接相手の若さや人数などとはまったく無関係で、
人体の生理的な機能であるナニが絶低的な長寿や健康、幸福感などとをそこまで左右するようには思えない。

子孫を残すためにたくさんの異性と交わらないといけないため
「頻繁に射精しているようでは寿命が縮まるから出さない方が健康のためでっせ」
という房衛術としての房中術を指南された権力者もいただろうが、それが一番妥当だっただけな気がする。

割と誰でも考えつくような結論に、蓄精15年以上かかって辿り着いたような。


それでも「抜かず、出さず、出させず(だっけ?)の非マスかく三原則」は有効性が高いんだよな。

成人の大人同士が楽しめる範囲で性交を楽しむのは全然OKで、行為自体が目的なら健全だと思える。

総和として見た場合に男性が射精せず、女性のエクスタシーのクオリティを高めた方が質の高いSEXであることは経験上も理論上も間違っていないだろうとおもう。
回数や人数とはあまり関係ない。

子孫を残す以外に、それに付加価値をつける必要はまったく見出せない。
金銭的なやりとりや政治的な思惑はもちろん、被害者・加害者の関係性になるとか、
誰と誰がいつどこでプレイしたとか、ひじょうにどうでもいい。マジで。

「自分の好みの相手と楽しいことできて楽しかった」程度の話、動物なら秒で完結してるような話題に、
わざわざ複雑な修行体系を進めていく必要性も今は感じない。


あくまで生理機能の維持向上の次元として、接して漏らさず、蓄精生活をするのが妥当で、
蓄精そのものが目的になったり、何らかの対価とトレードしたり、過剰になりすぎてカルト信条みたいになってもつまらない。

せっかく地球に生まれてきたわけだし(ふつうに生きていること自体が激レアな体験)楽しんでいきたい。



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