トレーニング種目に逆立ちを加えて数日目だが早くも効果を感じている。
背筋と腹筋に力を入れながら圧をかけて呼吸すると性エネルギー系の呼吸をつかった瞑想と同じような感覚になる。
足裏から仙骨、背骨を通って頭頂に達するお馴染みの経路だ。
重力を利用して物理的に血流を変えることで、否応なしにその流れを意識することになる。
今まで億劫で避けていたがもっと早くから取り組んでいてもよかった。
いや、それには十分な筋力もリラックスしたときの身体感覚も伴っていなかったから、
私にとっては今が最適なタイミングだったのだろう。
何事も早すぎたり遅すぎたりすることなく、ジャストなタイミングで起こってくる。
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小麦製品を抜いて体の調子が全パラメータが明らかによくなった。
睡眠の深さ、満腹に達する食事の量減少、満腹感の長続きなど3週間目以降も効果を実感する。
コーヒーや紅茶を飲んだ時に、会陰部から足裏のツボにかけて緩む感じがしていた。
空腹時にビールを飲んだり、射精でリセットした際も同じように感じることが多かった。
アルコールもカフェインも射精による物理的な快楽も、それぞれが依存性とダメージがワンセットになっている。
小麦抜きをはじめてからまだアルコールも射精も経験していないが、
カフェイン耐性はあきらかに高くなった。
コーヒーや紅茶を飲んでも、強い陰性を取り入れたときの”虚”の感じがない。
その代わりカフェイン特有の覚醒感覚、認知的な処理能力の向上やリラックス感も感じない。
胃腸が最適に働いていないと必要以上にカフェインなどの成分が通過していたのかもしれない。
この感覚は思春期より以前のお腹が空いたら食べて満腹、遊び疲れて朝まで寝るという健全なサイクルに一番近い。
どんなに蓄精日数を重ねても長らく経験していなかったものだ。
体質が本来の小学生モード的な状態になりつつあるのかもしれない。
排便の質、量の最適化については気づいた点として以前も書いたが、
放尿についても変わった。あ、お食事中の方ごめんなさい。
具体的には尿道を突き抜ける勢い、尿の太さが20%くらい上昇した感じ。
排尿が気持ちいい、と感じる原始的な快感を思い出した。
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逆立ちや上半身を大きく使ったデクラインプッシュアップやハンドスタンドプッシュアップの練習のための椅子を使ったフォームを行った時の方が、
カフェインで血管を収縮して血流を上げた時よりも血流の増加を体感できる。
認知処理能力は不明だが、覚醒感覚は筋トレ+水シャワー>カフェインというのが圧倒的体感で伝わってくる。
複数の要因が合わさったことで勃起の強化、維持などの効果も副産物的に望めるかもしれない。
けっきょくどんなに性エネルギーを節約してチャージしても限界があって、
私の中ではせいぜい3−4ヶ月程度で頭打ち。背骨や肩や頭頂に”凝り”や”詰まり”があると無駄に散逸する部分も多いし、
けっきょくSEXやエロ行為で射精したくなってしまい、どんな環境にいてもその手段をとんでもなくクリエイティブに見つけてしまう。
最近行っている米魚菜食中心、しっかりと咀嚼する、自重トレというのは
戦国〜江戸あたりまでのウェイトトレーニングや洋食がなかった時代ではごくあたり前のことだと思う。
当たり前のことをやるのが一番難しいが、ようやくそれをしっかり地に足つけて実践する段階へときた気がする。
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「よくない習慣をやめる」のと「望ましい習慣を取り入れる」というのは同じように見えても取り組み方が違っていて、
前者の方が最初は難しいが長期的には簡単、後者は三日坊主で終わる可能性が高い。
だから同時に取り入れることはあまりない。
「ジムに通う+プロテインを飲む」とか「エロ禁止とオナ禁をする」とかは関連領域なので、
同時に行った方が相乗効果が高いのはわかる。
それぞれ方法論がポジティブ、ネガティブに違いはあるが望ましい方向に向かっているのは一緒。
今回は小麦製品をやめることと筋力トレーニングの精度を高めることがワンセットになっているように思う。
ネガポジの両方が表裏一体になっている。
どちらか一方でももちろん十分だが、今の私にとっては望ましい自分の目標と習慣に沿って
行動レベルに落とし込んでみると
「体にとって要らないと思われるものは食べない」
「体が必要としている運動習慣は取り入れる」
という考えてみれば当たり前のことが表裏一体でほぼ同時期に出てきたのは理にかなっているように思う。
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これで完成というわけではなく、今後も色々な実験と実践を行いたい。
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