毎朝ちゃんとビンビンに逆立ちしている(朝立ちみたいに言うな)
最初の頃は頭にすぐ血が昇ってしまっていたが、体幹の引き締め方がわかってきて
充血感がなくなってきた。
心臓の勢いだけではなく、体全体を使ってゆっくりと重力の逆転に適応していくイメージ。
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長い間蓄精していると忘れてしまうが、精液を定期的に放出しないということは
(ごくわずかではあるにしろ)会陰部、精嚢などに負荷をかけていることになると思う。
重量物を持ち運んでいるのだから重力プラス精子に対して、エネルギー的に下にかかる負荷がかかる。
その負荷を日常的に耐えつつ、呼吸法で下丹田から体の中心を通るエネルギーラインに沿って
背面から頭上、頭頂、体の前面を通して小周天を回していく。
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単純に物理的に、体を上下逆さまにしてしまえば下丹田は上にくるので、
重力に沿って頭上へエネルギーを流していくのはさほど難しくなくなる。
しっかりとけつの穴を引き締めて、背中も腰にも圧力をかけている状態なので自然と集中力は高まっている。
たしかスターウォーズEP5のルーク・スカイウォーカーの修行シーンでも逆立ちしたままフォースを使う訓練があった気がする。
今までは腹圧と呼吸をうまく組み合わせて肺にめいっぱい空気を詰めて、
一気にシモから上へと爆流させる感じだったが、むしろ逆立ちしている方が自然に流せる。
腹式呼吸と流れる血を感じて上手く循環を促せるようになっていきたい。
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たしかヨガのアーサナで三点倒立があって、
これがクンダリーニ瞑想などと相性が良く、インストラクターが上級コースの人にはレクチャーしてくれていた。
物理的な筋力と軽い体重を満たしていて、体幹と尻穴の引き締め感を感じつつ
会陰部に感じるムズムズした気持ちよさを全身に流していくというので
たしかにだいぶ上級向けだった。
アスリート体型の上級(婦)女子の方は何人かこのポーズができていた。
生理前は禁忌だが、それ以外は産後ケアも含めて骨盤のストレスや肩甲骨から腰にかけての冷えや凝りにも効く、ということだった。
筋力のあるはずの男性でできている会員はみたことがなかった。
そもそも男性会員が少なかったからかもしれない。
当時私は意外と一発でできたのだが、それは間違いなく蓄精のおかげだと思っている。
蓄精することで会陰部、肛門の引き締めは無意識に(普通の人よりは)行っているし、
それが姿勢や体幹にも地味に関わっているのだと想像している。
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蓄精20日から60日くらいにかけて、何もしていないのに下の方にみなぎっていて
気を抜くと一気に射精してしまいそうな感覚を誰もが(蓄精していれば)少なからず体験したことがあると思う。
それを超えるには意志の力や環境の設定も大切だが、物理的に下半身のインナーマッスルを引き締めて
エネルギーがちんこ◯の先から出ないように無意識レベルで制御している必要がある。
だいぶ前にオナ禁止スレにいたころ一定期間を過ぎると一気に継続する人数が落ち込むのが不思議だった。
1週間とかは論外だとしても何度挑戦しても2、3ヶ月あたりでリセットしてしまう人と
そこを乗り越えて一気に180日とか200日にいく人との差が歴然とあった気がする。
多分インナーマッスルの使い方が肝になっていたのかもしれないと今では思う。
単に忙しすぎて禁欲どころじゃなくなってしまう人と、
暇すぎてつい遊んでしまう人とで分かれているだけかもしれないけど。
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