価値あるものを無価値なものとして扱う という記事が面白かった。
(笑)をつけることで自分が重要だと思って勝手にランクづけしているものをことごとくニュートラルに戻していくというものだ。
無意識に思い込んでいるものや条件付けられていることなどたくさんあるはずなので、
折に触れて実践していきたいなと思う。
対象を重要度が高いと思い込んでいると手に入れにくかったり、過度にありがたがったり依存したり、自分自身のエゴを肥大することにつながる。
価値があるものだからありがたいのではなく、自分自身が意味づけして価値を見出しているという視点の転換になるというわけですね。
物理的に何かが変わるわけではないかもしれないけれど、視点の移動で物事の捉え方が180度変わるような取り組みはとてもいいなとおもう。
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だいぶ部屋の整理と処分が進んできた。
3回に分けてゴミ袋を出した。その中には喫煙グッズも入っている。
それなりに思い入れのあるパイプや手巻きタバコ。
普段は存在も忘れているくらい、タバコのことは意識していなかった。
持っているだけで少し嵩張るし、喫煙という行為のためだけに道具が色々と必要なのは邪魔だなとおもった。
電子タバコはやったことないけど、ただでさえ充電するものばかり溢れているのに
さらにそれを1アイテム増やすなんてめんどくさすぎてかなわん。
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「持っているものを減らす」という意識ではなく、できるだけ行動を最適化する=余計な行動は減らす
という方向性で捨てるものを選んで行った。
たとえば「文字や簡単な図を描く」という行動を最適化するために、
ボールペンは1本のみ(公式な文書用には必要。複数の種類があると補充するインクが増える)、シャーペンは処分(替え芯や故障のことを考えなくてはいけない)という整理を行った。
書くために所有している主なアイテムは鉛筆が10本くらい、消しゴム3つ、鉛筆削りひとつ。
見た目上はけっこう多いからミニマルではないけれど、
替え芯やインクなどといった面倒なことは金輪際やらないでいいと思うと清々しい。
鉛筆をストックしたり、買い足したり、削ったりする手間は残るが
買い足す必要があるのはインクも芯も一緒だし、削って書くたびに鉛筆が短くなると言う
アナログな感覚はむしろ心地良さすらある。
シャーペンから鉛筆に持ち替えるだけで、アイデアの出方や文字に対する意識が変わる(と思う)のでけっこうおすすめ。
”行動を最適化する”ということを実践するために、
断捨離、整理整頓、重要性を落として中立に戻すということをやっていけばいいと思う。
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