2025年5月14日水曜日

筋トレと弛緩/リラクゼーション/432Hz

エナジードリンクを自作するというコラムを書いたのはいいけど、全然実践できていない。
というかむしろ飲んでも飲まなくても変わらないかもしれない。

自重トレは隔日で取り組んでいて、ピストルスクワット、プランク、レッグレイズ、プッシュアップを全て行うという
パーツごとに分けずに全身を低負荷・高回数という方法で調整している。

全メニューを1時間以内くらいで終わらせるようにすると、プッシュアップはインターバルありでだいたい1000から1500回になる。
何度か繰り返してみて回数を増やせばいいというものではないということはわかってきた。

300回、500回、700回、1000回、1500回と大まかに区切ってみて。
500回を目処に回数を増やすことで筋肉の疲労感があまり変わらない感じがする。

「1000回やったぜ」という満足感のためにやるのだからいいのだけれど
回数を増やすことに意識がいくため、腕や胸にかかるべき負荷を全身にうまく逃がすようになってしまう。

300回全力で集中してゆっくりと行なった方が効いているし、筋肥大の効果は見込めると思う。

この感覚は禁欲200日と300日で体感的な効果が全く変わらないのに似ている。
以前1年越えしてから400日にかけてむしろ停滞感を感じたのをよく覚えている。

たぶんその人に合った適正回数みたいな隠れた変数があって、それを狙って効果的に取り入れた方がいいのだと思う。
私はボディビルのような体型を目指すわけではなく、むしろサムライとか隠居した仙人のような線の細い筋肉質な体型を目指しているので
ウェイト・トレーニングを再度取り入れるつもりは今の所はない。


筋トレを行なったあとに漸進的筋弛緩法と自律訓練法を流れでおこなうとすこぶる相性がいい。

そのとき聴覚的にリラックスを促す音源をかけているとなお効果的だ。

私がおすすめの音楽はポーランドのジャズピアニストの Sławek Jaskułke という方の全ての音源だ。

特にチューニングを行う楽器をやっている人には馴染み深いものだが、現代の音楽を演奏する場合は、
キャリブレーションをA=440Hzに合わせることが多いと思う。

大体今耳にするポピュラー音楽は全てこのチューニングに則って作られている。
楽器もそれに合わせて作られているとおもう。

A=440Hzに関係する陰謀説は調べれば色々と出てくる。
少なくとも自然発生的にそうなっているのではなくて、そうすることで便宜を図っているというのが正しいのかもしれない。

高揚感やアップテンポな感じ、モチベートされたり購買意欲や食欲が増したりするような音域やリズムに合っている。

対して Sławek Jaskułke が制作する音楽はA=432Hzや428Hzといった低めのチューニングが採用されている。
リラックスや安心感を覚えるような胎動的な音楽に合っている。
小さめのサイズの楽器や大音量向きではないアップライトピアノなどに合っているようだ。


特に私は428Hzで制作されたCDをよく聴いているのだけれど、
音楽理論的なことはともかく普通の生活領域とは違う深層部のような部分とマッチする波長だと感じている。



Youtubeで検索するとソルフェジオ・ミュージックや432Hzなど色々と出てくるが、
機械的に調整をして音域を下げただけのものがほとんどだとおもう。
(音源をA432Hzに下げて再生してくれるアプリもある)

ピアノの調律の段階で432Hzあるいは428Hzに合わせて、
その中で生まれてきた音楽をナチュラルな環境で演奏・録音までしている室内楽的なミニマルミュージックはあまり多くはないと思う(見つけられてないだけかもしれない)。

いかにもヒーリング・ミュージックですよ、的な音楽はかえって気が散ってしまうことが多く
ゆるやかなストーリー性を感じられて、内省的に完結しているようなJaskulkeの音楽の方がむしろ禅的で瞑想やリラクゼーションにマッチしていると思う。




日常のどんなシーンにも合うわけではないが(映画もシーンによってサウンドトラックが異なるように、朝食、ランチ、読書、ディナー、運動など時間帯やシーンによってマッチする音楽は違う)
自分と対話するときに邪魔にならない音楽を必要としているときは非常におすすめだといえる。

0 件のコメント:

コメントを投稿